【読了】On Intelligence

Mind Wide Openに続く、脳本2冊目。和訳が見当たらないのが残念なんですが、相当秀逸な一冊でした。PalmTreoを作ったヒトの趣味で脳の研究してる集大成みたいな本で、「Intelligence」とは、「創造性とは」、「意識」とは、という問いに答えを提示する試みです。今年の後半は自己探求を相当にやってたので、非常に刺激になりました。
この本によると、人間の脳の最大の特徴である大脳新皮質は、即ちパターン記憶とそれを参照したパターン予測という2つの処理で、5感の処理、記憶、創造性、すべての行為を、こなしている、というもの。
専門家の方はいろいろ異論があろうと思いますが、ぼくにとっては、非常に納得性の高い説です。文調もこれまた軽妙で、良いです。Mind Wide Openに続き、自分というものの境界線というか、自分という意識が変わったような気がします。Eye Openerです。