【店】お祝い3連戦

今週末はお祝い3連発でした。

まず、金曜日はキム兄さん(いえ芸能人の方じゃないです)の少し遅れたバースデーでコムアラメゾン@赤坂。赤がぶがぶ呑んでジビエを喰らう計画がジビエは出せるものが無いと言われorz。しかしテーブル5,6席とカウンターしかない店で最初男3人でカプールに囲まれてメシ食うのは中々しんどいですね。前にも書きましたが、なんでああいうお店に女の子同士で行っても平気なのに、男同士だとキモイのでしょうか。ホモは萎えるがレズは萌えるのと一緒でしょうか。あ、それは男の立場からの話しか。うーん、わかりませぬ。
とかオヤジネタに走りましたが、オリーブとイベリコ生ハムをつまみながらぐび、ぐびと気がつけば赤を一本。イベリコ生ハムはやはり旨ひ。一生ナッツしか食べられず、挙句の果てにぶった切りという運命は悲壮だなあ、と思いつつそんな豚さんに感謝してみる。ひと切れでご飯0.5膳は食べられます。メニューにはイベリコサラミというのもあったんですが、チャレンジするの忘れました。その後どういうわけか、フォアグラテリーヌとフォアグラテリーヌ盛りサラダ、という不思議な取り合わせで食べてる頃に、4人目である後輩ちゃん(女子です、ほっ)が登場。2本目の赤をぐびりつつ、鴨の心臓と、メニューに載ってて釘付けになったうなぎの稚魚と、牛ほほ肉赤ワインに込みを頼む。
結論から言うとキム兄さんと一緒なんですが、鴨の心臓はもの凄く旨かったです。もうフツーのハツじゃダメなのわたし!級でした。そして、5年ぶりにうなぎの稚魚(オリーブオイル+ガーリック)と再会。ん?こりゃロンドンより旨いな!(あたりまえか?)いやこれは、ロンドンで常連だったスペイン料理屋に敬意を表して、ぼくの舌が修行を積んで旨さがより理解できるようになった、ということにしておこう。いや旨かったー。因みに、うなぎの稚魚はスペイン語で「anguilas」というのですが、日本語では「アンギラス」になります。ロンドン時代からなーんか怪獣みたいだなあ、と思っていたんですがキム兄さんの記憶に共鳴して確認されました。やっぱりそうでした。名前の由来は忘れましたが、こいつはなぜか四足歩行するときに、後ろ足の膝をついて歩くといういくらコドモでも騙されないぞ!というヤツで、幼少の淡い記憶が蘇りながら、美味なるanguilasを堪能しました。
狭い店なのにエロネタで盛り上がり他の客を追い返しかねない勢いな上、1名の遅れを気にもせずひたすら無茶な注文をしたのにも関わらず、丁寧なサービスと温かい見送りを頂いて、大変ありがとうございました。次回は、予約時にジビエの熟れ具合を確認して、必ずやジビエを喰らわせていただきます。その後、いつもな竜土町にいつもな面子が集まり2次会。'83のシャンパンは久々にぐぐっとくる逸品でした。


土曜日は、待ちに待った行き着けイタリアン2号へ初襲撃。初襲撃なのになんで行き着けかというと、サービスメンが別の店で長年お世話になってる方々で、1月27日に新しいお店をオープンしたので初襲撃、にしてまた末永く宜しくお願いしますぅ、な感じだったわけです。目黒の恵比寿寄りのくらーい道ととぼとぼ歩いてると、店名の通り、魔法のランタンのように暖かそうな光が浮かんでいます。これは、ちょっとした狙いデートの演出には使える店、つまり店に着くまでの暗い夜道でちょっとだけドキドキさせておいて、店に入ったときの温かな安心感とのギャップで攻めるというまさに(以下略
だなと思いました。入り口を入ると厨房が「L」を反時計回りに180度回転させた感じで配置され、更に奥に進むとあら結構広いのね!と言えるフロアスペースが壁で3つのそれころコムアラメゾン級のプチ店ぐらいの空間に分けられていて、なかなか快適でした。
料理は泡酒と一緒につまみで生ハム、前菜はアーティチョークと花ズッキーニのフリットとミクロコロッケ(名前忘れました)、パスタはチーズと黒湖沼のみのシンプルなのと、いわしとなんとかのほっそいストローみたいな穴の開いてる長いパスタ(やばいですテムですすみません)。フリットフリット加減は絶品でした。パスタはややポーションが多く、お皿と対比すると、なんかズームになってませんか?ぐらいパスタ自体も大柄でしたが、味は問題無し。ああ、こういうシンプルなトラットリア飯っていいなあ、とか思ってるうちに平らげてしまいました。メインは黒鶏のロース。これもまたポーションデカイ気がしつつ、ロース具合がツボにはまり(特に皮・肉間の脂の具合が、ああああああ今日ランチ抜きだからとめどなく唾液が分泌されてきましたorz)完食。
そんで、初襲撃にも関わらず、レモンチェッロ、名前忘れちゃった茶色いハーブ系リキュール、レモンチェッロ、レモンチェッロ。そして、完全に勘違いして注文したら、出してもらってしまいました、な日本では売って無いらしいフラゴリーノも空けてもらいました。布上君、ホントすんませんでした。さすがにこれはボトルではくれず、残っている方々にお分けしてました。
で、初襲撃にも、、、、結局他のお客様がとっくに帰ってからも、サービスメンとビールを飲みながらあれやこれや。またまた長居するお店が出来てしまいました、と。お値段もかなり手頃なところで設定しているみたいで、お会計見て32ニッコリなのにはマジびつくりしました。超感謝です。


仕事の合間に書いてたらかなーり長文になって疲れたので、日曜日はさっくりと行きます。この日は高校・大学の同釜(部活)の結婚式でモロお祝いモード。西麻布の文豪が出入りしていたという欧風チューダーハウスを改装した、シンプルで温かい感じのハウスウエディングでした。因みに諸事情により、遅刻して式には間に合わず。久々に同釜(これは同じ釜の飯を食った仲間を表す造語です)と会うとあまり変わってないのが嬉しい。しかし会場に飾ってあった、高校時代の写真を見たら、新郎がっちょー痩せてて、ついでに自分がっちょー長髪だったのを発見し、ちょっと時代を感じました。2次会は渋谷のワインバーみたいなところで、わいわい昔話しや、「24」の話しで盛り上がる。

というころで、気がつけばお祝い三昧な三日間でした。


おわい
PS:しかしまーじはらへってます。いま。