【DVD】24シーズン2

ふー。2ヶ月越しに要約観了しました。疲れました。極力ネタばれを避けようと思いますが、うっかりにご注意下さい。それにしても、ジャックは大変です。寿命縮まりますよあれじゃ。もはや24時間完徹なぞただ呑んだくれるだけで世界なんてちっとも救ってなくても夢のまた夢のぼくは、自分がとても情けなく思えます。さすがです。

それにしても、今回も娘っこがやってくれます。あれは、まーじでブライト艦長に修正してもらうべきです。アムロカミーユを見習いなさい。ジュドー、いやシンジだって、あれに比べれば百倍(シンジは5倍かな)マシですよ。「をーいキム、ちったあ学習しろや!」と、何度画面に向かって拳を振り上げたことか。ぐったりです。

しかし、キーファー・サザーランドという俳優を、こんなにも長く、且つ主役で観られるなんて、隠れ「キーファー!メジャーで主役取ってくれえ頼む!」運動の推進派としては、うれしい限りです。え?キーファー主役あるって?いやありますけどね、メジャーものでは、大概その横にはケビン・ベーコンだの、あの黒髪のふとっちょ役のおにーちゃんや、ボールドウィン兄弟(つまりフラットライナーズとか3銃士とか)のどれかが並列で出てたりするもんです。そういう意味じゃ、今回は独壇場チックで、ちょっと涙腺ゆるい今日この頃、泣けちゃいますね。

泣けると言えば、かれこれ20年前、「刑事レミントン・スチール」で見初めたピアース・ブロスナン、当時からぜーったいボンド役しかない!(そのころロジャーだったし、その後はテモシーだしorz)と「ピアース・ブロスナンを007にしないと怒るぞ!」運動を推進し続け、ついにボンド役となったときには、感涙を流したものです。因みにの様で因みじゃない話しとしては、若い頃(も)むっちゃかっこよかった俳優として、ショーン・コネリー(昔ロンドンで遭遇した友人曰く、「ただの入れ墨だらけのきったないじいさん」、といいながらぼくは大好きですが)は有名ですが、ぼく的には是非クリント・イーストウッドを強く推薦します。ご存じない方、初期のダーティハリー観てみてください。サングラスかけて、マグナムぶぱなしたり、ちゃんと全力疾走したり白バイ乗り回す姿、ちょっと萌えます。萌えの使い方間違えてますよわかってます。

しかしシーズン2、結構旨いツボ突いてきたな、と思いました。米国、いや世界中のヒトが、まあ一度は考えたことあるあたりを狙いつつ、微妙にガス抜きするっていう手法。これ以上書きませんが、途中おいおいそこまでやって大丈夫?と心配になりましたが、ああなるほどですね、です。あと、冒頭にキーファーが髭面でまぶしそうに振り返るシーン、パパの生き写しですね。さすがにびっくりしました。あ、念為、ジャック=キーファー・サザーランド、パパ=ドナルド・サザーランド

しかし、まあ24は要はフィクションなわけですが、「世の中、知らないところで何が起きてるかわからない」ってことを想起させられます。自作なのかパクリなのかわかりませんが、常々「ヒトは3人あつまれば、政(まつりごと、つまり政治)が始まる」と喚いているぼくとしては、いろいろ考えてしまいます。ついでに、ぼくが良く使う常套句は「question everything」(すべてに疑問を持て、つまりウラを取れ)」と、「最高を望みつつ、最悪に備えよ」(wish for the best, expect the worst、これは英語のことわざ)です。全然24とは関係ないですけどね。いや関係あるかな。

ということで、本日は特に結論も提起もなく、おわり。

PS:いま思いついたシニカルなネタ。曰く、"Put three people in a room. You instantly get politics. Put TWO people in a room. You MIGHT get politics.....in about ten months:-P"。すいませんでした。