【映画】リベリオン


リベリオン -反逆者-

年末にスカパーで観たのですが、すっかりテムって(テム・レイ>酸素欠乏症>記憶とかめちゃめちゃ)しまってましたが、印象深かったので紹介しておきます。

ジャケットから推測できる通り、マトリクスのパクリなわけです。主役はクリスチャン・ベールで、必殺やられ脇役ショーン・ビーン(合掌)も出てます。クリスチャン・ベールと言えば、アメリカンサイコやサラマンダーに出てるにーちゃんですが、つい最近、実はぼくの人生最高クラスの映画、「太陽の帝国」の主役の小僧であったことに気付きました(遅すぎだっつの)。いやーびつくりしますた。サラマンダーを観てるとき、どうも、口周りとしゃべり方が見(聞き)覚えあるなぁ。。。。と思ってたらぬひゃークリスチャンベールじゃねえかああああああああああああああうあう

と、いう具合に思い出したのは蛇足です。

そんなわけで、スカパーの作品説明(文字情報)を見たらクリスチャンベールだし怪しげな近未来ものだっていうことでこの「リベリオン」を観たわけですが、これがまた2二匹目の泥鰌系B級の王道なわけです。クリスチャンの服なんてまんまネオなのですよ。なりきり選手権級です。ストーリー(具体的には省きますが)はともかくテンションのアップダウンが全く出せておらず山場あるんですが全編中途半端なテンションで進んでいきます。一応後半にplot twisterが用意されてるんですがそんなの伏線も無いし頼むよ的なあーはいはいそう来ますかまあいいですけどね的なtwisterでしてね。まあそんな映画なわけですが、ひとつだけぼくがお気に入りだったのは、銃撃アクションです。

例によって効果ばりばりなんですが、ただ銃撃+カンフーじゃなくて、「銃型」なる字幕、英語では「Gun "Kata"」なるへんちくりんな武術が登場しまして、ただ銃で狙って撃つんじゃなくて、空手の型みたく「ハィ!ハィ! アッチョォオオオオ!」と(実際は超超早送りですが)この技を使うと、殺傷力が100倍ぐらいになっちゃうわけです。このGun "Kata"を使ってクリスチャンは一人で10人に囲まれて至近距離でライフルぶっ放されてるのをさくさく避けて逆に至近距離で両手拳銃でばすばす倒すんですが、最後に些かはずかしい決めポーズしちゃったりして、萌え感B+ぐらいでした。あと、最後にお決まりのラスボスとのタイマンがあるんですが、このときのGun "Kata"使い同士の格闘は、萌え感A−でした。「ハッ!ハッ!ハイィィィイイイ!」とか言いながら鼻先でぶっぱなされる銃を手ではたいたりして戦うのは、「へー」という感じです。とまあ結論から言うとストーリー展開中(出来事は要は使い古したスタンダートパック一式ですわ)は寝てて大丈夫(実際一部うたた寝してました)なので、アクションだけ観て微燃え感を堪能するがよろしいかと思われます。レンタルがオススメ。