【読了】血と骨

駅で衝動買いしたはいいが、間違えて下巻だけ買ってしまい、美容院に行く前に閉店間際の本屋に駆け込んで上巻を買ったのが始まりで、上巻は風呂で読んでたら文庫本の背表紙は思いのほか湿度に弱く、メロメロになった挙句湯船に本落としちゃうし、となにかと手のかかる一作でしたが、読んでる間は、結構ココロを囚われました。映画化されて散々宣伝されてるし、感想を語るには月並みなコトバしか持たないので、敢えて多くは書きませんが、フィクションとは言え、「人間とは、ここまでやってしまえるものなのか」と考えさせられる、ちょっと異なる視点で「可能性」というものの本質を感じさせてくれました。