∞、1,0、そしてLife

未来というものは、常に無限である。無限の可能性と、無限の時間。

ヒトは、その無限の中から、1つの現在という点を選択する。

選んだ現在は、その瞬間に過去になり、点が連なり線となって人生となる。

過去になった瞬間、無限にあった可能性は、ゼロになる。

1と0は、デジタルに語る最小単位であるが、それでは決してアナログは語れないという。

しかし、ヒトが認知できないほど細かいデジタル表現は、ヒトにとってアナログと何ら変わりないのではないだろうか?

もちろん、無限に細かいデジタルは、真のアナログとは永遠に異なるものではあろう。デジタルとアナログの間には、無限に埋められない、差異があるのだろう。

1を選び、0にしていく我々には、知る由も無い、∞がそこにはあるのだろう。

∞、1,0によって構成される人生哲学、のフリをした、ことば遊びでした。


おわり。