昔、いや今も基本的に映画はメジャーもので爆発とかぐりんぐりんのデジタルロックがかかるものを好む傾向がありましたが、最近ヒューマンドラマに対して感度が高くなってきました。
なんとなしに観たのですが
ミシェル・ファイファーに釘付けになりました。近年の女優さんには観ることのない、北欧バイキング系の気高く冷酷でちょっと狂った女神みたいな美しさは土曜日のまったりした昼の時間を一変させてくれました。母子の絆と裏返しの呪縛、親の子への影響(良くも悪くも)な話しなわけで、ヒトはお互いに言葉でコミュニケーションを取りながらも、実は様々な
プロトコルがあって、例えば日常会話の
プロトコル、価値観を話し合う
プロトコル、もっと深くコトバの裏に込められた核心の
人間性みたいなのを語る
プロトコル、とかがあって、軽い会話は
プロトコルが合わなくても核心の
プロトコルは合ったり、逆に核心の
プロトコル以外は合うので親友まではなれるがそれ以上にはなれない、とか色々あるんだなあと、あまり映画と関係無いことを学びました。どうしてそんなことを学んだかと言うと、映画は主人公(娘)のモ
ノローグで終わるのですが、観賞後に独り言でそのモ
ノローグ(過去を悲しげに振り返りつつ粛々と未来を見つめるみたいなニュアンス)を真似てみたら、口から出てきたものがそんな感じのことだったからです。
このDVDってレアものなんですかねー。中古で入手。昔一人で観て鳥肌が立ったので悪友のTTを誘って観たら彼も鳥肌が立ってたみたいで嬉しかった思い出がある一作。久々に観ましたらやはり鳥肌が立ちました。
スカパー!で最後だけ観てやっぱ買おうと思ったです。今日DVDが届いたので、今週末にでも秋の夜長の肴にどっぷり浸かろうと思います。
スカパー!で昔観て良い映画だと思いDVDを購入してたけどもずっと封も開けずに寝かせていたのですが、昨晩ゴールデン枠の映画が「スターシップトルゥーパーズ2」というあいたたたな映画で消化不良だったのでついに
開封して観ましたら、実にびんびんと琴線をかき鳴らされました。かなり泣けそうだったんですがうっかり途中で洗濯物干したりしてたら、泣けはしませんでしたが、ワインはほぼ1本空いてしまいました。ジャズピアノ対決のところの緊張感が秀逸。