【本】電波男

電波男

電波男

読了しました。一人のヲタの妄想とも言えるが、ぼくはそうじゃないと思うな。結構大事なことが書いてある。失礼ながら言わせていただくと、全体のトーンが内に籠もっており且つ挑戦的な感じがあり、著者の言う「恋愛資本主義」者はドン引き(いや激怒か)すると思われる。が、昨今ぼくも似たような「ヲタ魂の顕在化による価値観の変革」みたいなことを良く議論してるので、多くの人に偏見を捨てて(まあこれがみんな出来ないからどうしようもないわけですが、と敢えて言ってみる)一読の価値ある一冊と思われる。完読のポイントはどれだけ自分と自分が拘っているモノを客観視できるかです。この一冊に書かれていること(2次元か3次元か)についてのスタンスは、各々のChoiceだと思うが、書かれていることの存在を否定しようとしてしまうアナタは、確実に主観視しかしてない、ということは確実に言える。と言い切ってみるプレイ。ぼくの場合、まだ2次元に無い刺激、つまり触覚・嗅覚・味覚(恋愛に味覚?)にこだわりが強いので、3次元を捨てられないけれども、筆者の方がこのブログを読むことがあったら、「こっち側」(ん?「あっち側」?)にも味方がいるということを伝えたいと思います。紹介してくれたりおんさまに、感謝。

おわり